生活向上のために、我々は日常あれこれと精進する。病気を治し、自分の治癒力を高めて丈夫な体に鍛え、心身の耐久力をつける話とか、また、仕事の上で成果を上げて、対人関係を改善してスムーズにする話とかになれば、やはりアドバイスしてくれる人やその筋の専門が大事なわけで、それで生活の質の向上が約束される。そこに用意されるのはストレス解消対策とか情緒やメンタルトレーニングであり、体のトレーニングや運動の戦略である。それらに多く共通することは、一定の成果が表れるまでにかなりの忍耐を要することである。ストレス、バーンアウト、鬱状態、落ち込みに悩む人がこうした鍛錬を持続的にやり抜くことはおいそれとできるものではない。しかも我々を取り囲む多種多様な外圧は - 害虫防除剤、貴金属、電磁波帯が事例 - 現代の生活に求められる条件と上手につき合っていく上で必要な抵抗力を削いでしまいかねない。 ところがここに、一つの力が存する。それが高まると、一種の{自動症}のおかげで人間の生命の全領域にプラスの作用を与える状態を作る。それが氣であり、我々の生命の根源に潜む力である。氣の力は耐久性を高め、自然治癒力が上昇し、感覚を研ぎ澄ます可能性を深め、差し迫るバーンアウトや鬱状態のような危機に対処し、なおかつ、以前より大きな成功を達成するゆとりを広げる。それでは問題は、我々の人生に包括的なプラス作用を約束する氣を確実に活性化できる実践方法である。 人は目標を間違えると、「罰則」とでも一応呼んでおく現象に遭遇する。「罰則」は氣の力を弱める。その結果として、最高状態ならば自律の性向を有する氣が本来は人を完治したり保護したりする役目を果たすのに、そこに隙間ができてしまう。隙間を通って病気が生じる。しかし、あきらめることはない。問題の出どころであった「罰則」は償うことができる。つまり、氣の生命力が再びバランスを保つと、次には、氣は以前のダイナミズムと本姓を取り戻し、その人の内部に黄金の生命力が生まれる。神の魂で充足された人間は回復を始めて啓発の輝きを放つ。かくして氣の力は人を完治し保護する、すなわち、氣はある意味の(一定の時間ないし段階を踏んで)不死身をもたらすのである。 これがクンダリーニ・プロセスと呼ばれる現象である。「氣のミラクルパワー」は、全プロセス中に起こる現象の姿を具象明快に剔抉して、現象の深淵な意義を解く映画である。 これまでにドイツの映画館に足を運んだ観客数は27,000名を突破! |
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